ところでtwitterって どこかぼんやり原発って嫌だなって思ったら
4 月 24

何万年も管理が必要なゴミを出しつつ、その管理コスト、廃炉コストや、なにより事故のリスクを算定せずに進めてきたウラン原子力発電なんて、時代遅れだろう。

原発推進のスキームが産学官民を包括して非常に良くできた仕組みだからこそ、汚染リスクを無視しての、ここまでの拡大があったのだから、今後は再生可能エネルギー利用へ、このスキームを利用したらよろしいがな。

電源三法を流用すれば風力発電やらの地方誘致は原子力施設よりたやすいであろうし、地方の雇用創出や資金環流は、原子力と同様に確保できる。それに労働者の被曝リスクは無くなる。

御用学者は競って風力発電やらの優位性を研究すればよろしいし、大企業は進んで再生可能エネルギー利権に群がればいい。

大規模風力発電のコストは10~14円/kWh、原子力発電のコストは8.93円/kWhと一見原子力発電にはコスト面での優位性が有るようにも見える。
しかし、このコストにはセットとなる揚水水力発電、廃棄物処理などのバックエンドコスト、莫大な事故処理コストが含まれていない。原書にあたったわけではないが、風力発電のコストは低下傾向にあるらしいので、今後いっそうの競争力が確保できるとすると、消費者も得をする。

第一、誰かが、故郷に居られなくなるリスクなんて、いらないだろ。この狭い島国ならなおさらのこと。

参考資料:
経済産業省、エネルギー白書 2008年版(2008)
http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/index.htm

原子力政策大綱見直しの必要性について
大島堅一 2010-9
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2010/siryo48/siryo1-1.pdf

written by tytanper

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